一期一会
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医龍16
久しぶりにマンガを読みました。
借りてきた『医龍』の16巻です。
過去記事でもアップしましたが、今回はあまり大きな展開はなかったように思います。
あっという間に読んでしまいました。
医龍16






テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

白夜行/東野圭吾
前々から読んでみたいと思っていた、東野圭吾さんの「白夜行」を、先日読みました。
私は観ていないのですが、以前にテレビドラマ化もされています。

白夜行


1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂−暗い眼をした少年と、
並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいく。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。
だが、何も「証拠」はない。
そして十九年・・・。
息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。
心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇!

<集英社文庫ブックカバーより引用>



全十三章で854頁と文庫本にしては長篇と言えると思えますが、さほど長さを
感じさせられることもなく、ラストまで一気に読み進めることができました。
それも、構成が非常に精緻なことに起因しているのかもしれません。

読み終えた感想は、とにかく「虚しい」その一言に尽きると思います。

主人公は、過去の殺人事件に関係していたとされる被害者の息子・桐原亮司と
容疑者の娘・西本雪穂の二人ですが、この二人の内面については、作品中では
一切触れられていません。
主人公の感情を描写せず、ここまでまとめられていることからも、個人的に凄い
作品だと思っています。
逆に、内面について描写されていないことが、読者を引きつけて止まない原因に
なっているといえます。
想像することは出来ますが、明確な回答がありません。

話を読み進めていく内に、主人公の行動が理解し難く、徐々に虚しさが膨張して
いきます。
最後まで主人公の行動、内面が理解できないことが、更にそれを助長している
のかもしれません。

また時間をおいて再読してみたい作品の1つになりそうです。





テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

「萩原朔太郎」の亡霊/内田康夫
学生時代に読んだ内田康夫さんの『「萩原朔太郎」の亡霊』を再読しました。

萩原朔太郎の亡霊


オブジェのような異様な死体が発見された。
みつめる土地(つち)の底から、奇妙きてれつの手がでる、足がでる、くびが
でしゃばる・・・
この死体が萩原朔太郎の詩さながらに演出されていることに気づいた人物が
二人いた。
元刑事の須貝国男。彼は三十年前に群馬県K村で起きた事件を思い出して
いた。
そして、警視庁で名探偵の異名をとる岡部警部。
二人は出遭うことなく、それぞれの捜査を開始した−。
傑作長編推理


<角川文庫(本のカバーから引用) >


物語は、ある父子の関係を中心に進んでいきます。
お互いに想いを伝えられない父親と息子。
家族関係の希薄化、心の隔たりなど、現在にも通じる問題を取り上げた1冊だと思います。





テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

医龍−Team Medical Dragon−
妻の妹から借りた「医龍」を読みました。

医龍15


現在、テレビドラマでも放送されていますが、主人公の心臓外科医が数々の難手術
を成功させていくといったストーリーで、そこに関係した人々の人生についても描かれ
ています。

このマンガを読んでいると、「医療とはどうあるべきか?」っていう、難しい疑問を投げ
かけられているような気がします。
あまり深く考えないで読んでますが(笑)
最近読んだマンガの中では、なかなか面白いと思います。



テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

ノルウェイの森/村上春樹
ノルウェイの森H19.11.16


暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカー
から小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20
歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱していた。−限りない喪失と再生を
描き新境地を拓いた長編小説。

言わずと知れた村上春樹さんのメジャーな作品です。
最初に読んだのは10数年前で、それから何度か読み直していますが、その時々の年齢
や感情に応じて、違う捉え方ができる作品だと教えてくれた1冊です。

主人公の「僕」をはじめ、この小説に登場する人々は、皆感情が喪失しているのではない
かと錯覚してしまう事があります。ドライなのかウェットなのかよく分かりません。人と距離
を置いて付き合う「僕」は、何人かの大切な人と出会い、深く関わっていきます。ただ、深
く関わってはいるものの、その関係は大半がドライで、ごくまれにウェットな場合もあります。

<死は生の対極ではなく、その一部である>
最初は全く意味がわかりませんでしたが、年齢を重ね、周囲に亡くなった人が出始めた時、
何となく意味がわかってきたような気がします。

読んでいて気が滅入りそうになる時もありますが、それでも先に読み進めてしまいます。
何故かわかりませんが、それが魅力なのかもしれません。
個人的には時間が経っても色褪せない名作だと思っています。
好き嫌いは分かれると思いますが、1度くらい読んでみても損はしないのではないでしょうか。
ベストセラーになるには、理由があるのでしょうから。


テーマ:文学・小説 - ジャンル:小説・文学



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